レース展開
【前半】
OUT組は塩川号、西田号、村松号が好スタートで前半を駆け抜けた。本命石井号はやや出遅れ。IN組は全般的に出遅れ気味。前回優勝の中島号は幹事疲れか、W津江号のかく乱か、スタートから苦しい展開。
【後半】
前半飛ばした塩川号・西田号は後半やや勢いを欠いたが、最後は無難にまとめて2着、3着でフィニッシュ。前半トップで折り返した村松号は、後半は若干息切れだったが堅くまとめた。しかし、難敵ハンディの前に沈没。
前半目立たなかった石垣号・津江真号はしり上がりに調子を戻し、最後はハンディにも恵まれ、堅く4着、5着。石井号は相方がいないせいか、最後まで実力を発揮できず、悔しい9着。
植草号は終始中盤に着け、上位を狙う老獪なレース展開。中盤の位置で終わると見せかけて、最終兵器「ハンディ」を使い、最後に馬群を飛出し見事1着ゴーーーール!
BM争いは初出場の津江裕号を中心に山口号、榎本号が追いかけた。牝馬にチャンスもあったが、最後はトリプル11の山口号がグロスでぶっち切り、BMを獲得。
心に傷を負った馬もいたかもしれないが、肉体的な怪我人はなく、12月らしくない温かい気候の穏やかな馬場で、蓋を開けたら18期が優勝・準優勝・BM賞を独占する18期デーだった。
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