報告2
2011年夏、東北震災のボランティアに参加してきた。
場所は仙台の東、七ヶ浜。
3日間の活動であったが、活動場所は実際の民家ではなく、
海岸沿いの防砂林での整備。
砂袋をいくつも作り、林の中の道作り、池作りを行った。
淡々とした作業であった。
いつもさぼっている家でのガーデニングのようであった。
その後に行ったのが、作山のいる小名浜。
被害状況は両地域ともあまり変わらないが、
仙台ではある程度重機も入り、復興が進み始めているが、
小名浜では被災時そのままになっているところが多い。
それはなぜであろうか?
町中の人通りは少なく、しかしビジネスホテルは満室状態。
ほとんどが原発作業員らしい。
小名浜では震災、津波ではなく、
原子力発電所の事故の影響が多々感じられる。
そんな東北行きであったが、帰京後、ある雑誌のタイトルに目が止まった。
「今こそ日本人は『私も福島の市民です』と言おう」と、
発言はジャーナリストの池上彰氏。
早速雑誌を購入してみると、この言葉は、冷戦中にJFケネディが
西ベルリンでのベルリンの壁を前にして行った有名なスピーチの一部だ。
つくづくその思いに共感し、丁度受講していた英語コースにて
プレゼンを行ったのが、下記のプレゼン資料である。
今後我々はどう行動すべきか?
そんな事を考えさせられた東北行であった。
20期 武藤
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